Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

いつWindows 10の再インストールが必要?

この記事で紹介した3つの方法は、個人用ファイルとインストールされているプログラムを残すか、または個人用ファイルのみを残してWindows 10を再インストールすることができます。更に、元のファイルを新しい場所に格納することもできます。

※注:Windows 10にインストールされているすべてのアプリやプログラムは問題なく動作していて、システムのトラブルを起こす原因として考えられない場合、プログラムを全部残したままWindows 10を再インストールすることを選択できます。

ファイルやアプリを保持するために、Windows 10はまずCドライブをスキャンして、すべての個人用ファイルと設定を別の場所にまとめて一時保存します。そして、インストールが完了したあと、個人用ファイルと設定を元の場所に戻します。

▶正規品のWindows 10を使っている場合は、再インストール後のWindows 10が自動的に認証されます。

対処法:このWindowsのコピーは正規品ではありません

Windows 10/11を再インストールする方法は?

ノート:万が一に備え、Windows 10の再インストールを実行する前に、パソコンに接続されているキーボードとマウス、インストールメディア以外の、必要としない周辺機器を外しておきましょう!

ღ次は、Windows 10/11を再インストールする3つの方法を解説します。
❶Setup.exeを実行❷Windows 10をリフレッシュ❸USBメモリやCDから再インストール

>>方法1:Setup.exeを実行

Windows 10を起動した状態でこの方法を試すことができます。

この方法は、インストールメディアの実行ファイル(ISOファイル)を利用してWindows 10のOSを再インストールするということです。ディスクにWindows 10が使うフォルダー(ユーザーなど)以外のフォルダーがあれば削除されず残ります。

Windows10/11でユーザープロファイルをコピーして別PCに移行

補足ドライブの容量に余裕があれば、「Windows.old」というフォルダーが作成され、再インストール前のWindows10のシステムデータや作成したファイルなどが保存されます。それらのデータは取り出すことができるので、ひとつのバックアップを取っておくと考えてもいいです。

※Windows.oldフォルダーは、必要が無ければ手動削除できます。ただし、Windows.oldフォルダーは、通常の操作では削除できません。詳しくは下記のページをご覧ください。Windows.oldフォルダとは何ですか?それを削除すべきですか?

手順 1. USBメモリまたはDVDを利用して、マイクロソフトが提供するインストールメディア作成ツールでインストールメディアを作成します。

手順 2. インストールメディアのISOファイルの中身を開き、「Setup」をダブルクリックします。

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★ISOファイルの開き方:ISOファイルを右クリックし、メニューから「プログラムから開く」をクリックします。「このファイルを開く方法を選んでください」と表示されるので「エクスプローラー」を選択し「OK」をクリックします。

手順 3. 「重要な更新プログラムをインストールします」画面が表示されたら、必要に応じて更新プログラムを今インストールするかを選択します。今回は「更新プログラムをダウンロードしてインストールする (推奨)」にチェックを入れて、右下の「次へ」ボタンをクリックします。

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手順 4. すると、更新プログラムのチェックとダウンロードが始まります。

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手順 5. 「準備をしています」の表示後に、「適用される通知とライセンス条項」が表示されるので、「同意する」をクリックします。

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手順 6. 「インストールする準備ができました」という画面が表示されたら、「引き継ぐものを変更」リンクをクリックします。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

ヒント:もし、画面上に表示される引き継ぐ項目には問題が無ければ、直接ウィンドウ右下の「インストール」ボタンをクリックするとよいです。

手順 7. 次の画面で、個人用ファイルとアプリを引き継ぐか、または個人用ファイルのみを引き継ぐかを選ぶことができます。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

手順 8. 変更後に「次へ」をクリックして、データを残したままWindows 10のインストールが始まります。

この方法はHDDをスキャンしたり、ファイルを移動したりするため、結構時間がかかります。ファイルをそのままで元の場所に保持したい場合、次の方法を試してみてください。

>>方法2:Windows 10をリフレッシュ

Windows 10には「この PC を初期状態に戻す」という機能が搭載されています。これを使うと、Win10をリフレッシュして工場出荷状態にリセットすることでシステムの問題を解決できるかもしれません。

手順 1. スタートメニューの「設定」(歯車アイコン)→「更新とセキュリティ」→左メニューの「回復」をクリックします。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

手順 2. 画面右側の「このPCを初期状態に戻す」項目にある「開始する」をクリックします。個人用のファイルを保持するか削除するかを選んでからWindows 10を再インストールできます。

ここでは「個人用ファイルを保持する」を選択します。アプリと設定を削除しますが、個人用ファイルは保持します。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

注意アプリやデスクトップ、ドキュメント等のユーザーフォルダ内のファイルが保持されますが、それ以外のファイルはなくなってしまうので重要なデータがあれば事前に外付けHDDやUSBメモリ等にバックアップを行っておいてください。

手順 3. 表示されているアプリは削除されます。作業完了後に必要なアプリを再インストールしてくだい。そして「次へ」をクリックします。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

手順 4. 「このPCをリセットする準備ができました」と表示されるので、「リセット」をクリックします。

Windows10 個人用ファイルとアプリを引き継ぐ 選択 できない

手順 5. PCの再設定が開始されるので、指示に従い、しばらく待ちます。

対処法:Windows10でPCを初期状態に戻す時に問題が発生しました

補足コマンドラインでWindows 10をリセットすることもできます。手順は次のとおりです。

1. 検索ボックスに「cmd」と入力して「Enter」を押します。
2. 結果から「コマンドプ ロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
3. コマンドプロンプトで「systemreset」と入力して「Enter」を押します。Windows 10を再インストールして同時に新しい更新プログラムをインストールする場合、「systemreset -cleanpc」コマンドを実行してくだい。

Windows 10が起動しない場合、回復モードまたは回復ドライブでPCを起動して「このPCを初期状態に戻す」を実行してWindows 10をリセットすることもできます。

Windows10で回復ドライブを作成する方法

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>>方法3:USBメモリやCDから再インストール

Windows 10が起動しない場合は、インストールメディアで起動してWindows 10 OSを再インストールすることもできます。

注:この方法でも、元のデータを残すことができますが、16GB以上のCドライブの空き容量を確保する必要があります。

手順 1. パソコンをインストールメディアで起動します。

重要:インストールメディアを挿入して、起動デバイスの順位を、インストールメディア(DVDまたはUSBメモリ)が一番最初に起動するように設定します。

手順 2. 「Press any key to boot from CD or DVD ..._」と表示されたら、直ぐにキーボードの任意のキーを押します。

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手順 3. Windows 10インストールメディアが起動します。しばらくすると、言語などの初期設定画面が表示されます。言語やキーボートの種類を選択して「次へ」をクリックします。

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手順 4. そして「今すぐインストール」をクリックします。「セットアップを始めています」と表示されるので、しばらく待ちます。

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手順 5. 「プロダクトキーがありません」をクリックします。再インストールするWindwos 10が、現在使用しているWindwos 10と同じであれば、再認証の必要はありません。

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手順 6. 現在使用しているWindowsのエディションと同じものを選択してください。確認して、問題なければ「次へ」をクリックします。違うものを選択すると、再認証が必要になります。

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手順 7. 「同意します」にチェックマークを入れて「次へ」をクリックします。

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手順 8. ここでは「カスタム:Windows のみをインストールする」をクリックします。

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手順 9. 次のようなWindowsセットアップ画面が表示されたら、Cドライブを選択して「次へ」をクリックします。

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手順 10. 後はセットアップウィザードに従ってWindows 10のインストールを完成させます。

セットアップ中にCドライブをフォーマットしない限り、データを失うことが発生しません。しかし、それらが上述のように他の場所(CドライブのルートディレクトリにあるWindows.oldというフォルダー)に移動され、保存されます。

実はWindows 10/11の再インストールが必要ない

上述の方法は、一部の個人用ファイルまたはアプリを保持できますが、たくさんのデータは失われています。Windows 10/11の再インストールを実行してもシステム問題が解決されない場合や、Win10/11再インストール完了後プログラムとアプリの再インストールには時間かかる場合があります。

このようなトラブルを回避するために、日頃からシステムイメージを作成しておいた方がいいと思います。バックアップがあれば、システムに問題がある時、いつでもデータを消さずにWindows 10/11を簡単に復元することができます。

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手順 1. このバックアップソフトを無料でダウンロードしてインストールします。

手順 2. AB Standardを起動し、「バックアップ」タブ→「システムバックアップ」をクリックします。

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手順 3. 下図のようにイメージを保存する場所(バックアップ先)を選択します。Windowsが検出できる任意の場所にシステムをバックアップできます。例えば、外付けHDD、NAS、共有フォルダ、ローカルドライブです。

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手順 4. 必要があれば、「スケジュール」をクリックしてバックアップスケジュールを設定できます。そして、「開始」をクリックしてシステムバックアップを始めます。

短時間でバックアップの作成が完了です。明らかに、バックアップからシステムを復元するのはWindows 10/11の再インストールより、システムの問題を解決するもっと簡単かつ便利な方法だろう。