Braveのブラウザ対応OSは?

「Brave」基本情報

■概要

Brave(ブレイブ)とは、オープンソースのWebブラウザです。広告(トラッカー)ブロック機能を標準搭載し、「高速ブラウズ」「プライバシー保護」を特徴としています。

基本説明

Braveは、オープンソースブラウザ「Chromium」をベースとしているWebブラウザです。「広告ブロックによる高いパフォーマンス」が特徴です。

プライバシーに重点を置いたパフォーマンス指向のWebの先駆者チームによって開発されています。

動作環境

Windows/Mac OS X/Linux/iOS/Androidに対応しています。

経緯

2015年、Braveは、「JavaScrip開発者」「Mozilla元CEO」であるBrendan Eich氏らによって設立されたBrave Softwareによって開発されました。

Braveのブラウザ対応OSは?

■主な特徴

高速ブラウズ

Braveは既存ブラウザに対する高速性を特徴としています。
・モバイル版:Chrome/Safariより2〜8倍高速
・デスクトップ版:Chromeよりも2倍高速 など

オフィシャルサイトでは高速性比較結果が公開されています。
→Brave →Comparison Test Metrics for Brave on Mobile

ただし、「Braveはアドオンなどの拡張機能を有していないため高速化が容易」という指摘もあります。

広告ブロック

Braveの広告ブロックは、既存Webブラウザの広告ブロックアドオンとは異なり、「広告を選定せずデフォルトで機械的にカット」するため、無駄なダウンロードを抑えられるようになっています。

ページ単位の手動での広告ブロック解除も行えます。

セキュリティ

Braveはトラッカーもブロックし、「マルウェア」「ランサムウェア」「スパイウェア」などに感染する可能性を低減します。

また、できる限りHTTPS接続を試みる「HTTPS Everywhere機能」も備えています。

日本語対応

設定の[language]で「Japanese」を選択し再起動すると日本語表示されます。

広告ブロックビジネスモデル

Braveの広告ブロックは強力であるため、サイト運営側に悪影響を及ぼします。

そこで、Braveは、ユーザーが独自通貨「BAT(Basic Attention Token)」を使用して、アクセスするWebサイトのコンテンツ製作者に対し報酬を提供できる仕組みを用意しています。

ブロックした広告の代わりにBraveが別の広告を挿入し、その収益を「Webサイト」「Brave」「広告代理店」「ユーザー」の4者で分配するというビジネスモデルを構築しようとしています。

この仕組みによる広告表示については、ユーザーがON/OFFを設定できます。

→Brave →Publishers

Braveのブラウザ対応OSは?

■同様製品

同様な機能を提供する製品として、次のようなものがあります。

オープンソース製品:「Firefox」など。

Braveのブラウザ対応OSは?

■オフィシャルサイト

オフィシャルサイト

→Brave(Brave Browser)

ライセンス情報

Braveのライセンスは「Mozilla Public License Version 2.0」です。

詳細について、こちらを参照ください。
→GitHub →brave/browser-laptop →browser-laptop/LICENSE.txt

ダウンロード

→Brave →Download Brave for your platform

Braveのブラウザ対応OSは?

参考元サイト

  • Brave
  • Wikipedia →Brave (ウェブブラウザ)
  • Wikipedia →Brave (web browser)
  • マイナビニュース →世界のブラウザから - プライバシーを意識した高速ブラウザ「Brave」を試す
  • TechCrunch Japan →ブロックチェーン活用のブラウザ「Brave」、ユーザーがサイトにチップする機能を提供
  • GIGAZINE →広告ブロック機能を搭載してChromeより高速化したオープンソースのウェブブラウザ「Brave」を使ってみた

Braveのブラウザ対応OSは?

※定期的にメンテナンスを実施しておりますが、一部情報が古い場合がございます。ご了承ください。

Firefox ブラウザーと同様に、Brave ブラウザーも無料、オープンソースであり、ユーザーのプライバシー保護を重視しています。Brave は比較的新参のブラウザーで、開発元である Brave Software は、2016 年 1 月にブラウザーに参入しました。この記事では、プライバシー、実用性、ポータブル性の 3 つのカテゴリから Firefox と Brave を比較します。

Braveのブラウザ対応OSは?

セキュリティとプライバシー

セキュリティとプライバシー
Braveのブラウザ対応OSは?
Braveのブラウザ対応OSは?
プライベートブラウジングモード
既定でサードパーティトラッキング Cookie をブロック
暗号通貨マイニングスクリプトをブロック
ソーシャルトラッカーをブロック

Brave は、他の多くのブラウザーと同様に、Google によるオープンソースの Chromium コードで構築されています。オープンソースとは、誰もがソースコードを使用し、その上に好きなコードを追加して、望みの製品を構築することです。Opera や Edge が該当します。ただし、すべての Chromium ベースのブラウザーが同じである、またはその製品がオープンソースであるということではありません。

Brave は、ユーザープライバシーを重視し、特に既定でトラッカー、スクリプト、広告をブロックすることで、他の Chromium 系ブラウザーと一線を画しています。そのため、Brave ブラウザーを使うと、ウェブサイトの通常は広告が表示される領域が空白になります。場合によっては、ページが正しく読み込まれないため、別のブラウザーに切り換えるか、[シールドアップ] 設定を [シールドダウン] にしてプライバシーおよびセキュリティ保護をオフにすることになります。

インターネットの大部分は、ディスプレイ広告を財源としているため、実際のコンテンツを無料で提供できています。Brave は、Brave 独自の報酬システムを利用するように促すことで現状のモデルを覆そうとしました。これは実質は Brave の広告プラットフォームです。ユーザーがオプトインすると、Brave は「プライバシーを尊重する広告」と称する広告を表示し、これを見るとベーシックアテンショントークン (BAT) というものを獲得できます。この時点から、Brave ユーザーは、BAT を消費して好きなサイトや個人をサポートでき、寄付先が受け取った BAT は実際の通貨に換金できます。

複雑か名案か、どのような印象を持つかはインターネットのディスプレイ広告の好き嫌いによって分かれるかもしれません。ほとんどのインターネットユーザーは、良質なコンテンツにはお金がかかることを理解しており、その資金源が広告であるという事実を受け入れています。

その一方、Firefox はシンプルを求めています。Firefox は、既定で多くのサードパーティトラッカー、暗号通貨採掘、フィンガープリント採取トラッカーからつきまとわれないようにブロックします。ただし、Firefox は、プライベートブラウジングモード以外ではディスプレイ広告の表示をブロックしていません。つまり、その目的のために設計された拡張機能をインストールしない限りは表示します。

Brave には、大切なセキュリティ機能がいくつかあります。その一つは自動 HTTPS 接続アップグレードです (Firefox も拡張機能で提供しています)。Brave と Firefox は、いずれもネイティブのパスワードマネージャーと、セキュリティ統計を随時確認する機能を提供しています。Brave は、新しいタブを開くたびにブロックしたトラッカーの数などの統計を表示します。Firefox は、プライバシーレポートで同様の情報を表示します。これはアドレスバーの盾をクリックしていつでもアクセスできます。

まとめると、Brave のベーシックアテンショントークンによる収益モデルは、多くのユーザーにとって複雑すぎるかもしれないものの、Brave と Firefox は、いずれもさまざまな方法で安全かつプライベートなブラウジング体験を提供しています。

Firefox ブラウザー をダウンロード
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  • iOS

ユーティリティ

ユーティリティ
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自動再生をブロック
タブブラウジング
ブックマークマネージャー
フォームに自動的に入力
検索エンジンのオプション
テキスト読み上げ
リーダーモード
スペルチェック
ウェブ拡張機能/アドオン
ブラウザー内スクリーンショットツール

Brave を使い始めたユーザーが驚くのは、ページの読み込みの速さです。読み込み時間が速いのは、広告をすべてブロックすると、ページの読み込みが大きく高速化するためです。読み込みが少ないので、時間が短くなります。

貴重な RAM の実際の使用量では、Brave は Firefox よりも大幅に重くなっています。Brave にはさまざまな機能と「アドオン」が搭載されて RAM 消費に繋がっています。一方の Firefox は、取り付けるアドオンや拡張機能はユーザーが決定できます。

UI 要素とテーマのカスタマイズは、長年 Firefox ユーザーに人気の機能であり、熱意あるデベロッパーコミュニティがオープンソースのアドオンの巨大なライブラリを形作っており、パーソナライズ性と機能性がさらに向上しています。Firefox をダウンロードしたときに付属する機能には、強力なスクリーンショットツール、アクセシビリティ機能、Pocket (記事を迅速に保存して、後で好きなデバイスで読むことができるリソース) との統合などがあります。

Brave も Google Chrome ウェブストアで利用可能な拡張機能の巨大なライブラリをサポートしており、前述の Brave 報酬プログラムのほか、ブラウザーでのトレントのダウンロードをサポートしているなど、多様なブラウザー内機能を提供しています。

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ポータビリティ

ポータビリティ
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OS 対応
モバイル OS 対応
モバイルと同期
パスワード管理
プライマリパスワード

パスワード、拡張機能、フォームデータ、アドオン、その他の設定をすべてのデバイスおよび OS 間で同期する機能は、Firefox でも長年提供しています。同期されたデータも暗号化されるため、外部からは誰にもアクセスされません。

また、Firefox では、無料で Firefox アカウント に登録できます。Firefox アカウントを作ることで、デバイス間で同期できるようになるほか、他にもさまざまなメリットが付加されます。例えば、Firefox Monitor は、メールアドレスを監視して、ユーザーの情報が既知のデータ侵害に巻き込まれた場合に通知します。

Brave も最近ほとんどの人気 OS およびデバイス間でデータを同期できるようになったほか、ベーシックアテンショントークンも同期できるようになりました。

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全体的な評価

2 つのブラウザーを比較すると、Firefox と Brave はいずれも既定で洗練されたプライバシーとセキュリティを提供し、初めて開いたときから自動的に有効になっています。

Brave の広告を置き換えるというアイデアは、有料広告プレースメントと有料検索による現在のモデルに風穴を開けるものです。ただ、忙しいインターネットユーザーなら、時間を使って広告を見てからサイトへの小額の支払いをするという仕組みに参加する可能性は低いかもしれません。

全体的に、Brave は、特に暗号通貨のユーザーに魅力がある高速かつセキュアなブラウザーです。しかし、大半のインターネットユーザーにとっては、Firefox のほうがシンプルで優れた選択肢といえるでしょう。

ここで実施された比較は、初期設定で以下のブラウザーリリースバージョンを使用しています。
Firefox (81) | Brave (1.14.81)
このページは半四半期ごとに更新されており、最新のバージョンが反映されていないことがあります。

Braveの対応OSは?

Brave (ウェブブラウザ).

Braveブラウザの機能は?

Braveは、プライバシー保護やセキュリティ対策の観点でも優秀なブラウザです。 標準で設定されている広告ブロック機能とともに、マルウェアなど有害プログラムをブロックする機能も搭載されています。

Braveは安全ですか?

セキュリティの観点でいえば、Braveは少なくともChromiumと同じくらいしっかりとしており、すなわちChromeと同じくらい安全であると言えます。

Brave Syncの使い方は?

モバイルデバイスからの同期チェーンの作成 Braveを開き、 設定 → 同期(iOSの場合はBrave Sync) を選択します。 新しい同期チェーンを始める を選択すると、新しく作成したチェーンに新しいモバイルデバイスまたはコンピュータを追加できます。