Google Workspace Essentialsの容量は?

Googleは、グループウェアスイート「G Suite」の新エディション「G Suite Essentials」を4月30日に発表しました。
既存のプラン「Basic」「Business」「Enterprise」を使い始めるには、メールサービスの切り替えなど既存の業務にある程度の変更を加える必要がありますが、「Essentials」ではその必要がなく、手軽にGoogleのビデオ会議システム「Google Meet」やクラウドストレージの「Google ドライブ」を使い始めることができます。このページでは、G Suite Essentialsのプラン内容についてまとめてご紹介します。

ドメインや支払情報を設定する必要はありません(※1)。
そこで、本記事では詳しく「G Suite Essentials」について説明していきたいと思います。
※1 2020/09/30迄の使用に限ります。

G Suite Essentials はコラボレーション業務に特化したエディション

ビデオ会議 Google Meet を中心とする機能がすぐに使える

G Suite Essentials には、ビジネス対応版のビデオ会議システム「Google Meet」、ファイル保管システム「Google ドライブ」、ドキュメント作成「Google ドキュメント」、「Google スプレッドシート」、「Google スライド」などが含まれています。

これらのツールは、チームが複数のオフィスに分散していたり、テレワーク中のメンバーも含むような組織内の連携に活躍します。

「Google Meet」を使えば、パソコンに専用のアプリやプラグインをインストールすることなく、いつも使っているWebブラウザからビデオ会議を簡単に始められます。また、その通信は暗号化されており、 Google の堅牢で安全なインフラも上で動作するため、安心してビデオ会議を実施できます。

Google Workspace Essentialsの容量は?

チーム内での共同作業が必要な場合には、「Google ドライブ」に保管している「Google ドキュメント」を利用し、文書作成と共同編集を行うことで、チームワークを強化することができます。

また、ファイルをクラウド上で安全に保存できる Google ドライブも使用できます。最大一人当たり1TBのクラウドストレージに加え、チーム共有の25TBのストレージが提供されます。Google ドライブにファイルを保存しておけば、いつでもどこからでも必要なファイルにアクセスでき、離れた場所にいる相手ともファイルを共有・共同作業も可能です。複数人と同時に編集することもできますので、資料作成時間も短縮できます。

そして、Microsoft Officeで作ったWord、Excel、PowerPointのファイルは、Google ドライブ内で直接編集可能。これまでに作成したOffice形式のファイルも、Google ドライブ内に保存しておくと、変換する必要なく、過去の資産をそのまま活用できます。

割り当てストレージ容量は G Suite Basic より大きい

G Suite BasicではドライブやGmailで使えるストレージ容量に30GBの制限がありましたが、G Suite Essentialsの割り当て容量はさらに大きなものとなっています。

G Suite Essentialsの場合は、1ユーザーあたり100GB、チーム向けには2TBのストレージが割り当てられています。上位プランのG Suite Enterprise Essentialsには、1ユーザーにつき1TB、チーム用には25TBのストレージが割り当てられています。

【G Suite Essentials で利用できるアプリケーション】

■Google Meet

いつでも離れた相手とお互いの顔を見ながら打ち合わせをしたり、資料を見せ合いながらビデオ会議ができます。

■Google ドライブ

クラウド上でのデータ保管サービス。保管したデータは、メンバー同士で自在に共有・管理することができるので、従来のようにデータをメールに添付して送り合ったり、お互いに版の管理を別に行う必要はありません。最新版データにアクセスしあうことでデータを一元的に管理できます。

■Google ドキュメント

文書の作成、編集、共同作業アプリ。Word ファイルを Google ドキュメントに変換したり、Word ファイルへの変換も可能です。ファイル形式を気にする必要はもうありません。

■Google スプレッドシート

表計算の作成、編集、共同作業アプリ。Excel ファイルを Google スプレッドシートに変換したり、Excel ファイルへの変換も可能です。軽快な操作感で複数人での同時編集が可能です。

■Google スライド

さまざまなプレゼンテーション用テーマ、多数のフォント、埋め込み動画やアニメーションなどで、アイデアをわかりやすく表現できます。

■Google フォーム

公開可能なアンケートとフォームを簡単に作成することができます。

■Google Keep

メモや付箋のようにタスクや備忘録をクラウド上にて管理します。スマートフォンから音声入力、画像や動画の挿入も行えます。
メモを他のメンバーと共有することもでき、メールのように完了したメモはアーカイブしたり、業務を整理することができます。

■Google サイト

ホームページ制作ツール。プログラミングに関する知識が無くても、直感的にホームページを作ることができます。

メールやカレンダーは含まれていないため、現行システムには手をいれずに運用開始が可能

G Suite Essentials では、メールシステム「Gmail」、スケジュール管理システム「Google カレンダー」はサービス対象外となっています。そのため、すでに別の電子メールシステムやカレンダーのソリューションを導入しているチームや組織でも、既存の業務システムには手を加えることなく、G Suite で提供されている機能の多くを利用することができます。気を使うことの多い電子メールの移行等の作業を行うことなく、G Suiteの主にコラボレーションやコミュニケーションに寄与する機能のいいとこ取りをすることができます。

G Suite Essentials と G Suite Enterprise Essentials の違いは?

G Suite Essentials には、2種類のエディションがあります。 多くの機能は両エディションで利用できますが、一部の機能は、上位プランであるG Suite Enterprise Essentials のみで利用でき、G Suite Essentials では利用できません。

ちなみに、ビデオ会議の録画・録音機能が備わっているのは、「G Suite Enterprise Essentials」のみ。録画録音機能は、会議の内容を記録として残せるだけでなく、会議に参加できなかった人へ、会議の内容を共有する際にも便利な機能です。

Google Workspace Essentialsの容量は?

G Suite Essentials の価格は?

2020年9月30日まで、G Suite Essentials は無料で機能を試すことができます。
無料期間終了後の価格は、G Suite Essentials が、アクティブ ユーザー 1 人あたり月額 10 米ドル、G Suite Enterprise Essentials が、アクティブ ユーザー 1 人あたり月額 20米ドル。また、G Suite Essentials の無料試用期間後に、G Suite Enterprise へのアップグレードも可能です。

Google Workspace Essentialsの容量は?

G Suite Essentials を特におすすめしたいチームとは

機能は分かったけれど、結局どういうチームが使うとよいの?と思われた方に、おすすめの活用事例を挙げてみました。

  • これまでのノウハウや今までのやりとりが蓄積されたメール、グループウェアは切り替えたくない。
  • テレワークに向けてパソコンが社員全員分用意できない。
  • ビデオ会議やテレワークを試してみたものの、実際に仕事をしてみると使いたいファイルは会社のサーバーの中で仕事にならない。
  • VPNで会社のファイルサーバーにはアクセスできるけれど、誰かがファイルを編集しているせいで仕事が進まない。
  • 社内の一部の部署ではテレワークを続けたい。全社での導入は難しいけどスモールスタートでクラウド活用を進めたい。

新型コロナウイルスの影響で環境が変わる中、新しい働き方でこういったお悩みを感じた皆様におすすめです。

9月末までは無償提供キャンペーン中!

G Suite Essentials・Enterprise Essentialsが9月末まで無償で試用できる
2020年9月末まで G Suite Essentials と G Suite Enterprise Essentials を無償で試せるキャンペーンが実施されています。
※EnterpriseEssentialsをご希望の場合は別途下記のお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

<お問い合わせ>

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/contact-form/essentials/

このページでご紹介した、ビデオ会議システム「Google Meet」やファイル保管システム「Google ドライブ」等、すべての機能を組織やチームで利用していただけます。
キャンペーンへの申し込み先については、下記の「G Suite Essentialsの申し込み方法」をご覧くださいませ。

Google Meet については、すべてのユーザーが最上位プランの G Suite Enterprise で提供されている機能を9月末まで無償で使える

これはEssentialsに限らず、すべてのG Suiteユーザーに向けてのキャンペーンとして、ビデオ会議システム「Google Meet」については、最上位プランであるG Suite Enterpriseで提供されている機能を無償で使うことができます。

  • 1回の会議ごとに最長300時間、最大250人まで参加することが可能。
  • 録画機能。会議中の映像や音声をワンクリックで録画・録音して保存することもできるため、聞き逃しを防いだり、途中参加者や欠席者への共有もスムーズ。

チームのコミュニケーションとコラボレーションを活性化するための G Suite Essentials。この機会にぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

G Suite Essentials の申し込み方法

直接Googleにお申し込みされる場合は、ビジネス用のメールアドレス(@gmail.comなどではない独自ドメイン のもの)をご準備いただき、下記のサイトからお申し込みください。

<Google Essentials Webサイト>

https://gsuite.google.co.jp/intl/ja/essentials/

リセラー経由でのお申し込みをご希望の場合は取り扱いのあるリセラー様へお声がけください。その場合、お申し込みの際にドメインの所有権確認が必要となります。

Google Woekspace Essentialsの容量は?

Google Workspace Essentials Starter は無料でご利用いただけます。 試用期間や制限時間はありません。 1 人あたり 15 GB の安全な Google ドライブ ストレージをご利用いただけます。

Google Workspace Enterprise Standardの容量は?

無料版・有料版のGoogleドライブの容量の違いは?.

Google Workspaceの追加容量は?

組織でより多くの保存容量が必要な場合、管理者は、アドオン サブスクリプションである Google Workspace 追加ストレージを購入することで保存容量を 10 TB ずつ増やせます。 追加の保存容量は必要に応じて購入でき、上限はありません。

Google Workspace Essentialsの機能は?

Google が提供するオンラインストレージです。 写真や動画を始め、あらゆるファイルを保存でき、場所や端末を問わずアクセスが可能です。 ファイル・フォルダ単位で細かい共有設定も可能です。 Essentials はコラボレーション業務に特化したエディションであるため、もちろん 共有ドライブ も利用することができます。