ウイルスバスター ビジネスセキュリティ オフライン

概要

Windows 8.1/10 上のウイルスバスター コーポレートエディション クライアントやウイルスバスター ビジネスセキュリティ クライアント(以下、クライアント) を Web管理コンソール上で確認すると、ステータスが「オフライン」の表示になっている。

詳細

Public

Windows 8.1 および Windows 10 のOSには "高速スタートアップ" 機能が追加されています。

これは、パソコンのシャットダウン時にCPUやメモリなどの状態データを記録し、起動時にそのデータを用いることでパソコンを高速で起動させる機能です。

"高速スタートアップ" 機能は、デフォルトで有効になっています。
Windows 10 の場合、"無効化" していても大型アップデートがおこなわれた際に "有効化" されてしまうことを確認しております。

通常、パソコンを起動した際にクライアントはサーバに対して「オンライン」になった旨の通知を送ります。サーバはその通知を受け取り、Web管理コンソール上でステータスを「オンライン」の表示に変更します。

"高速スタートアップ" で起動している場合、通常の起動動作とは異なるためクライアントからサーバに対して「オンライン」になった旨の通知が送られません。
その結果、Web管理コンソール上でステータスが「オフライン」のままになります。
※クライアントで 手動/予約アップデートがおこなわれたタイミングで「オンライン」表示になります。

この事象を回避するには、"高速スタートアップ" の機能を無効化してください。

ウイルスバスター ビジネスセキュリティ オフライン

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機能/仕様; 動作トラブル

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AboutUpdates

アップデートについて

ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスでは、最新コンポーネントへ容易にアップグレードできるように、アクティブなビジネスセキュリティクライアントが最新コンポーネントを自動的にトレンドマイクロのアップデートサーバから取得しています。その後、このアクティブなビジネスセキュリティクライアントから、すべてのオフラインのビジネスセキュリティクライアントがアップデートを受け取ります。初期設定では、自動アップデートは1時間ごとに実行されます。

  • 現在、この方法はWindowsのビジネスセキュリティクライアントでのみ使用されています。その他のビジネスセキュリティクライアントはトレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを受け取ります。

LANに未接続のビジネスセキュリティクライアントは、アクティブなビジネスセキュリティクライアントではなく、トレンドマイクロのアップデートサーバからアップデートを受信します。

コンポーネントのアップデートについてトレンドマイクロの推奨設定を使用することにより、中小企業のビジネス環境が適切に保護されます。必要に応じて、[デバイス]→グループを選択→[その他]→[今すぐアップデート] の順にクリックすることで、グループ内のすべてのデバイスにいつでも手動アップデートを実行できます。

オフラインのビジネスセキュリティクライアント

アクティブでないすべてのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスクライアントを、オフラインのビジネスセキュリティクライアントといいます。オフラインのビジネスセキュリティクライアントは、アクティブなビジネスセキュリティクライアントによってアップデートされます。

アクティブなビジネスセキュリティクライアント

アクティブなビジネスセキュリティクライアントは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスサーバと企業内のすべてのウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスクライアントとの間の窓口として機能します。

アクティブなビジネスセキュリティクライアントは、次の処理を実行します。

  • ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスサーバとの通信

  • 他のクライアントへのアップデートおよびパターンファイルの配信

アクティブなビジネスセキュリティクライアントは、定期的にトレンドマイクロのアップデートサーバ (TMAU) にアクセスして、コンポーネントやパターンファイルのアップデートがあるかどうか確認します。アップデートがある場合はダウンロードを開始し、オフラインのビジネスセキュリティクライアントにアップデートを通知します。オフラインのビジネスセキュリティクライアントには、アクティブなビジネスセキュリティクライアントからアップデートをダウンロードするための、0秒~15分間のランダムな時間が割り当てられます。これにより、アクティブなビジネスセキュリティクライアントのシステムリソースの使用率が極端に大きくなることはありません。

社内のウイルスバスター ビジネスセキュリティサービスクライアントは、アクティブなビジネスセキュリティクライアントの選出アルゴリズムを使用して、1つのクライアントをアクティブなビジネスセキュリティクライアントとして選出します。現在のアクティブなビジネスセキュリティクライアントをホストするデバイスが使用できなくなると、ただちに、その他すべてのビジネスセキュリティクライアントから新しいアクティブなビジネスセキュリティクライアントが選出されます。

関連項目:

  • アップデートサーバについて

  • アップデート可能なコンポーネント

  • 手動アップデート

概要

別途入手したウイルスパターンファイルを手動で Trend Micro Apex One (以下、Apex One) サーバへ適用するにはどうしたらいいですか。

詳細

Public

Apex One サーバへの手動適用方法

■ 本製品 Q&A に記載の方法にて、ウイルスパターンファイルを Apex One サーバへ適用した場合、サーバからエージェントへのアップデートは、差分アップデートとはなりません。

フルサイズのパターンファイルによる配信が行われますので、お客さまのネットワークに高い負荷を与える可能性があります。実行時には十分ご注意ください。

ウイルスパターンファイルの入手方法は Trend Micro Apex One / ServerProtect for Windows :ウイルスパターンファイルの入手方法  をご確認ください。

■ 本製品 Q&A の操作方法でアップデートできるのは従来型スキャンで使用する「ウイルスパターンファイル」のみです。
スマートスキャンを利用している場合は、本製品Q&Aの方法でアップデートすることはできません。

  1. Apex One サーバのPCCSRVフォルダ内の ofcscan.ini を開きます。

    ※初期設定のインストールパスは以下となります。

    ・Apex One サーバを新規インストールした場合
    C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One

    ・ウイルスバスター Corp. サーバをバージョンアップした場合
    C:\Program Files (x86)\Trend Micro\OfficeScan

  2. [Global Setting]セクション内で、パラメータ version_range_of_full_pattern_prevention の値を 0 に変更し、保存します。

    変更前に、既存の値を記録しておきます。
    =============================================
    version_range_of_full_pattern_prevention=0
    =============================================

    ※もしパラメータが存在しない場合は、[Global Setting]セクション内に上記1行を追加します。

  3. Apex One サーバの Web管理コンソールを開き、[エージェント] -> [グローバルエージェント設定]を開き、画面最下部の[保存]をクリックします。
  4. Apex One サーバの「Apex One Master Service」が動作している状態で、別途入手されたウイルスパターンファイル(ファイル名:lpt$vpn.###)を Apex One サーバの PCCSRVフォルダの直下に直接コピーしてください。

    ※初期設定のフォルダパスは前述の「項目1.」を参照ください。

    ※コピー後、PCCSRV フォルダ内にコピーした lpt$vpn.### が存在していることを確認します。

  5. 手順4.の作業を行うことにより、<..¥PCCSRV¥Download>に存在する Pattern フォルダ内に、このパターンファイルを圧縮した vsapi.zip が自動的に作成されます。

    Apex One Master Service が停止していますと、vsapi.zip は自動作成されませんのでご注意ください。

    Apex One、または XG Service Pack1 Patch2 以降 をご利用の場合、以下の作業を実施します。

    1) PCCSRV\Download\Pattern フォルダの VSAPI.zip のタイムスタンプが更新されていることを確認します。

    2) PCCSRV\Download\Pattern フォルダの VSAPI.loc を削除します。

    3) 下記レジストリキーの ALGS のレジストリ値を「1」から「0」に変更します。

    〇32bit OS の場合
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\OfficeScan\service\Information]

    〇64bit OS の場合
    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\TrendMicro\OfficeScan\service\Information]

    4)  Apex One Master Service を再起動します。

    5) PCCSRV\Download\Pattern フォルダに VSAPI.loc が再作成されていることを確認します。
    ※環境により所要時間が異なりますが、VSAPI.loc が作成されるまで数分程度お待ちください。

  6. 管理下のエージェントへ自動的に配信が行われます。
    Apex One (XG Service Pack1 Patch2)以降をご利用の場合、VSAPI.loc が再作成されるまでの間は配信に失敗するため、Webコンソールの [アップデート]→[概要]にて「通知のキャンセル」をクリック後、[アップデート]→[エージェント]→[手動アップデート]にて「旧版のコンポーネントを使用しているエージェントを選択」を選択し、「アップデートを開始」をクリックします。
  7. 全台に配信されたことを確認した後、手順2.の値を変更前の値に戻します。

    その後、手順3.の操作を実施し、エージェントに設定を反映させます。

    本手順 7. にて、Apex One サーバ自体がオフラインの環境であれば、設定を元に戻す必要はありません。
    また、次回以降の手動アップデートは手順 4. から実施して下さい。


Apex One セキュリティエージェント への手動適用方法


特定のエージェントのみをアップデートさせたい場合には、サーバからエージェントへ配信せずに、エージェントのローカル上で作業を行ってアップデートを行うことが可能です。

  1. 管理者権限をもったアカウントでログオンします。
  2. Apex One セキュリティエージェントをアンロードします。

    タスクトレイのアイコンを右クリックし、「セキュリティエージェントのアンロード」をクリックの上、パスワードを入力しアンロードします。

  3. Apex One セキュリティエージェントのインストールフォルダへ適用したいパターンファイル(ファイル名:lpt$vpn.###)をコピーしてください。

    ※初期設定のインストールフォルダは以下の通りです。
    〇新規インストールした Apex One セキュリティエージェントの場合
    32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\Security Agent
    64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Agent

    〇ウイルスバスター Corp. クライアントからバージョンアップした Apex One セキュリティエージェントの場合
    32 bit OS : C:\Program Files\Trend Micro\Officescan Client
    64 bit OS : C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Officescan Client

    ※コピー後、Security Agent (OfficeScan Client) フォルダ内にコピーしたlpt$vpn.###が存在していることを確認します。

    ファイルのコピー時にアクセスが拒否された旨のエラーが表示された場合、アンロードが完了していないない可能性があるため、数分お待ちいただいた後、改めてファイルをコピーしてください。

  4. Windows の[スタート]メニュー > [Trend Micro Apex One セキュリティエージェント] >[セキュリティエージェント] より、Apex One セキュリティエージェントプログラムを起動します。

関連リンク

  • Trend Micro Apex One / ServerProtect for Windows :ウイルスパターンファイルの入手方法
  • 従来型スキャン、スマートスキャンの切り替え方法
  • セキュリティエージェントからパターンファイルをアップデートできない

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評価:

カテゴリ:

動作トラブル; Patch/Service Pack適用

Solution Id:

1308958

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ウイルスバスターのオフライン状態は?

クライアント側がオンラインでサーバ側がオフラインの場合、ウイルスバスター Corp.のファイアウォール設定をチェックします。 ファイアウォールで、サーバからクライアントへの通信をブロックし、クライアントからサーバへの通信を許可している可能性があります。

APEX ONE 何ができる?

Trend Micro Apex One™(以下、Apex One)は、ひとつのエージェントにエンドポイントに必要なセキュリティを集約。 ファイルレスなど、巧妙化し続ける脅威に対して高度な検出と自動対処を提供します。 先進技術と高い実績の融合により、強力なエンドポイント保護を実現します。