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最終更新日: 2022 年 8 月 11 日

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パソコンやモバイル端末、ChromeOS で Google Chrome ブラウザを使用し、かつ Chrome でセーフ ブラウジングを有効にしている場合に収集、保存、共有される情報を管理する方法についてご確認ください。このポリシーは Chrome 固有の機能に関するものですが、ユーザーが Google に提供したり自分の Google アカウントに保存したりした個人情報はすべて、Google のプライバシー ポリシーに沿って使用、保護されます。なお、Google のプライバシー ポリシーは随時変更されます。また、Google によるデータ保持の方法と理由については、Google のデータ保持ポリシーをご覧ください。

Chromebook で Google Play アプリが有効になっている場合、Google Play または Android オペレーティング システムによって収集される情報は、Google Play 利用規約と Google のプライバシー ポリシーに沿って使用、保護されます。Chrome のみに該当する規定は、このお知らせのそれぞれ関連する項目に記載されています。

このプライバシーに関するお知らせについて

このプライバシーに関するお知らせでは、上記の Chrome ファミリーに含まれるすべてのサービスを指す用語として「Chrome」を使用しています。サービス間でポリシーに違いがある場合は、説明を加えています。このプライバシーに関するお知らせは随時変更されます。

Chrome の「Beta」、「Dev」、「Canary」の各バージョンでは、Chrome で開発中の新しい機能をお試しいただけます。このプライバシーに関するお知らせは Chrome のすべてのバージョンに適用されますが、開発中の機能については情報が最新ではない可能性があります。

プライバシーの設定に役立つ詳しい手順については、Chrome のプライバシー管理の概要をご覧ください。

目次:

  • ブラウザの各種モード
  • Chrome でのユーザー管理
  • セーフ ブラウジングの機能
  • アプリ、拡張機能、テーマ、サービス、その他のアドオンを使用する場合のプライバシー対策
  • 詳細

ブラウザの各種モード

Chrome を使用するために個人情報を提供する必要はありませんが、Chrome にはいくつかのモードがあり、ブラウジング環境を変えたり向上させたりする目的で切り替えて使用することができます。プライバシー対策は使用するモードによって異なります。

基本ブラウザモード

基本ブラウザモードでは、情報はユーザーのローカル システムに保存されます。これには次の情報が含まれる可能性があります。

  • 閲覧履歴情報。たとえば Chrome では、閲覧したページの URL のほか、そのページに含まれるテキスト、画像、その他のリソースのキャッシュが保存されます。また、ネットワーク動作予測機能が有効になっている場合は、閲覧ページからリンクしている一部の IP アドレスのリストも保存されます。

  • 個人情報とパスワード。フォームに記入したり、アクセス先のサイトにログインしたりするときに、保存されたこれらの情報を使用できます。

  • ウェブサイトに許可した権限のリスト。

  • 閲覧したウェブサイトの Cookie やデータ。

  • アドオンによって保存されたデータ。

  • ウェブサイトからダウンロードしたデータの記録。

この情報は、次のような複数の方法で管理できます。

  • 閲覧履歴情報を削除できます。

  • 保存された閲覧履歴データの管理と削除は、[Cookie とサイトデータ] ダイアログから行えます。

  • Chrome で Cookie を受け入れないようにすることができます。詳細

  • 保存したパスワードは Chrome の設定で確認できます。詳細

  • 保存された自動入力の情報を確認し管理できます。詳細

Chrome で保存された個人情報は、同期をオンにして、そのデータを Google アカウントに保存するよう選択しない限り、Google に送信されることはありません。パスワード、支払いカード、お支払い情報については、それらを Google アカウントに保存するよう選択しない限り、Google に送信されることはありません。詳細

Chrome での情報の取り扱い

ウェブサイト運営者向けの情報。Chrome で閲覧するサイトには、一般的なログ情報(ユーザーのシステムの IP アドレスや Cookie のデータなど)が自動的に送信されます。通常、Chrome を使って Gmail などの Google サービスを利用するだけでは、Google に追加の個人情報は送信されません。Google のウェブサイトや他のオプトインしているウェブサイトで、ネットワーク上の何者かによる攻撃(「中間者攻撃」)を受けている兆候が検出された場合は、攻撃の範囲や攻撃による影響を調べるため、その接続に関する情報が Chrome から Google またはアクセス先のウェブサイトに送信されることがあります。Google では、オプトインしているウェブサイトの所有者にそのサイトで発生している攻撃に関するレポートを提供しています。

プリロード。アクセスが想定されるページを Chrome がプリロードすると、より高速に閲覧と検索を行えます。プリロードは、ウェブサイト、Android アプリ、または Chrome 自体(アドレスバーを使用するなど)によってトリガーされます。Chrome のプライバシー設定で無効にすることができます。プリロードがリクエストされると、その対象となったサイトでは基本的に、ユーザーが実際にプリロードされたページに移動するかどうかにかかわらず、ユーザーがページに移動した場合と同様に、独自の Cookie の設定と読み取りが可能になります。ただし、プライバシーを保護しつつ、プリロードが実行されることもあります。その場合、Cookie はリクエスト時には送信されず、プリロードされたページにユーザーが移動した時点ではじめて設定されます。加えて、ユーザーの IP アドレスをマスクするために、ページはプロキシを通じてプリロードされます。プロキシを通じて読み込んだページには、Chrome とプリロードされたサイトの間でエンドツーエンドの暗号化が施されるため、プロキシがページのコンテンツを読み取ることはできません。プロキシが取得する情報は常に、プライバシーを保護する形でのプリロードを円滑に進める目的にのみ使用され、Google アカウントの他の情報と関連付けられることはありません。プライバシーを保護するプリロードは、シークレット モードでは無効になります。詳しくはこちらをご覧ください。

現在地情報。Chrome では、より関連性の高い地域情報を取得するため、現在地情報をサイトと共有するよう指定することができます。Chrome がユーザーの許可なく、サイトに現在地情報へのアクセスを許可することはありません。Chrome での現在地の推定には Google 位置情報サービスが使用されます。Chrome から Google 位置情報サービスに送信される情報には次が含まれる可能性があります。

  • 最も近くにある Wi-Fi ルーター
  • 最も近くにある携帯電話基地局の識別子(Cell ID)
  • Wi-Fi または携帯電話の信号の強度
  • 端末に現在割り当てられている IP アドレス

Google はサードパーティのウェブサイトやプライバシー対策を制御できません。そのため、ウェブサイトと現在地情報を共有する場合は注意が必要です。

アップデート。Chrome は、アップデート チェック、接続ステータスの取得、現在時刻の確認、アクティブ ユーザー数の推定といった目的で、定期的に Google に情報を送信します。

検索機能。Google サイトにログインしていて、Google が既定の検索エンジンになっている場合、Chrome のアドレスバーまたは新しいタブページの検索ボックスを使って検索した内容は Google アカウントに保存されます。

検索候補表示サービス。情報をより速く検索できるように、Chrome は既定の検索エンジンが提供する予測サービスを使って、入力テキストから予測される検索候補を表示します。Chrome のアドレスバーまたは新しいタブページの検索ボックスを使って検索する際には、入力した文字が(Enter キーを押さなくても)既定の検索エンジンに送信されます。Google が既定の検索エンジンの場合は、ユーザー自身の検索履歴、ユーザーがアドレスバーまたは新しいタブページの検索ボックスに入力した内容に関連するトピック、他のユーザーが検索した内容に基づいて予測が行われます(詳細)。また、閲覧履歴に基づいて予測が行われる場合もあります(詳細)。

ナビゲーション候補表示。ウェブページに接続できない場合は、アクセスしようとしているページと似た別のページが候補として表示されます。その際、アクセスしようとしているページの URL が Chrome から Google に送信されます。

自動入力、パスワード管理、お支払い方法。Chrome の自動入力とパスワード管理サービスを改善する目的で、自動入力またはパスワード管理が有効になっているときに表示または送信したウェブフォームについて、限定的な匿名の情報(そのウェブページのハッシュ化された URL やフォームの構造に関する詳細情報など)が Chrome から Google に送信されます。詳細

Google アカウントで Chrome にログインしている場合、Chrome でパスワード、お支払い方法、その他の関連情報を Google アカウントに保存するかどうかを尋ねられることがあります。また、Chrome でウェブフォームに入力するときに、Google アカウントに保存したパスワードとお支払い方法を入力するかどうかを尋ねられることもあります。Chrome でローカルにパスワードまたはお支払い方法を保存している場合は、Google アカウントへの保存を促すメッセージが表示されることがあります。Google アカウントのお支払い方法を使用した場合、または今後使用できるように Google アカウントにお支払い方法を保存した場合、Chrome では不正行為からユーザーを保護し、サービスを提供する目的で、ユーザーのパソコンに関する情報を収集して Google Pay と共有します。販売者が対応している場合は、Google Pay を使用した支払いも可能になります。

言語。ユーザーの読みやすい言語で閲覧環境をカスタマイズするために、Chrome はユーザーのアクセス先のサイトで最もよく使われている言語を記録します。この言語設定は Google に送信され、Chrome の閲覧環境のカスタマイズに使用されます。Chrome 同期をオンにしている場合、この言語プロファイルは Google アカウントに関連付けられます。また、Google のウェブとアプリのアクティビティに Chrome の履歴を含めるよう設定している場合、この言語プロファイルは他の Google サービスの環境をカスタマイズする目的でも使用される可能性があります。アクティビティ管理のページを表示

Android のウェブアプリ。Android 搭載端末で、モバイル端末向けに高速かつ安定したパフォーマンスを発揮するよう最適化されたウェブサイトを「ホーム画面に追加」した場合、Chrome は Google のサーバーを使用して、そのウェブサイト向けのネイティブ Android パッケージを端末上に作成します。Android パッケージが適用されることにより、ユーザーは Android アプリと同じ感覚でウェブアプリを利用できます。たとえば、こうしたウェブアプリは、インストール済みアプリのリストに表示されます。詳細

使用統計情報と障害レポート。デフォルトでは、Google のサービス改善のため、使用統計情報と障害レポートが Google に送信されます。使用統計情報には、各種設定、ボタンのクリック、パフォーマンスの統計情報、メモリ使用状況などの情報が含まれます。通常、ウェブページの URL や個人情報は使用統計情報に含まれません。ただし「検索とブラウジングを改善する」や「アクセスしたページの URL を Google に送信します」をオンにしている場合は、アクセスしたウェブページとその使用に関する情報が Chrome の使用統計情報に含まれます。Chrome 同期を有効にしていて、Google アカウントで年齢と性別を宣言している場合、Chrome ではすべてのユーザー層により適したサービスを構築する目的で、年齢と性別の情報が Google の統計情報と組み合わせられることがあります。たとえば Google は、読み込みの遅いウェブページを特定するために統計情報を収集することがあります。この情報は、Google のプロダクトやサービスを向上する目的と、ウェブページの改善に役立つ分析情報をデベロッパーに提供する目的で使用されます。障害レポートには、障害発生時のシステム情報が含まれます。障害レポートが呼び出されたときの状況によっては、ウェブページの URL や個人情報が含まれる場合もあります。Google は、個人を特定できない集計情報を一般公開したり、サイト運営者、広告主、ウェブ デベロッパーなどのパートナーと共有したりすることがあります。使用統計情報と障害レポートを Google に送信するかどうかの設定はいつでも変更できます(詳細)。Chromebook で Google Play アプリを有効にしていて、Chrome の使用統計情報が有効になっている場合は、Android の診断と使用状況のデータも Google に送信されます。

メディア ライセンス。一部のウェブサイトでは、不正アクセスやコピーを防止するためにメディアが暗号化されています。HTML5 サイトの場合、この鍵交換は Encrypted Media Extensions API によって行われます。このメディアへのアクセスを許可する処理では、セッション ID とライセンスがローカルに保存されることがあります。これらの識別子を削除するには、Chrome で [閲覧履歴を消去] の画面を開き、[Cookie と他のサイトデータ] を選択した状態で閲覧履歴データを削除します。サイトで Adobe Flash Access が使用されている場合は、Chrome からコンテンツ パートナーとウェブサイトに固有の識別子が提供されます。この識別子はユーザーのシステムに保存されます。このアクセス権は、[コンテンツの設定] の [保護されたコンテンツ] の設定で拒否できます。ID をリセットするには、[閲覧履歴を消去] の画面を開き、[Cookie と他のサイトデータ] を選択した状態で閲覧履歴データを削除します。Android 版 Chrome で保護されたコンテンツにアクセスした場合や ChromeOS でより高品質なコンテンツまたはオフラインのコンテンツにアクセスした場合は、コンテンツ プロバイダから Chrome に対し、コンテンツを表示できるデバイスか確認するための認証情報を求められることがあります。ユーザーのデバイスでは、暗号鍵が Chrome 搭載ハードウェアによって保護されていることを証明するために、サイト固有の識別子がウェブサイトと共有されます。詳細

その他の Google サービス。このお知らせでは、Chrome でデフォルトで有効になっている Google のサービスについて説明していますが、Chrome ではそれ以外の Google ウェブサービスが提供されることもあります。たとえば、通常の言語とは異なる言語のページを開いたときに、Google にテキストを送信して翻訳するサービスがあります。こうしたサービスを初めて利用する状況では、サービスを管理するためのオプションが表示されます。詳しくは、Chrome のプライバシー ホワイトペーパーをご覧ください。

Chrome の識別子

Chrome には、各種の機能や実用的なサービスを活用するために必要な固有および固有でない識別子が多数組み込まれています。たとえば、プッシュ メッセージングを使用する場合には、通知の配信に必要な識別子が作成されます。可能な場合は固有でない識別子が使用され、識別子は不要になったときに削除されます。また、次の識別子は Chrome の開発、配布、プロモーションに役立てられますが、Chrome の機能とは直接関連がありません。

  • インストールの追跡。Windows デスクトップ版 Chrome ブラウザの各コピーには、ランダムに生成された一時インストール番号が割り当てられており、Chrome のインストール時と初回使用時に Google に送信されます。この一時的な識別子はブラウザのインストール数を推定するために使用され、Chrome の初回更新時に削除されます。モバイル版 Chrome では、Chrome のインストール数を追跡するために、端末識別子のバリエーションが継続的に使用されます。

  • プロモーションの追跡。Google でプロモーション キャンペーンの効果を追跡できるように、Chrome では固有のトークンが生成されます。このトークンは、ユーザーがブラウザを最初に起動して利用したときに Google に送信されます。プロモーション キャンペーンの際にインストールまたは再度有効に設定したデスクトップ版 Chrome ブラウザで Google を既定の検索エンジンとして使用している場合は、アドレスバーから検索を行う際、個人を特定しないプロモーション タグが送信されます。また、すべてのモバイル版 Chrome ブラウザでは、アドレスバーから検索を行う際、個人を特定しないプロモーション タグが送信されます。ChromeOS から Google には、個人を特定しないプロモーション タグが定期的に(初期設定時を含む)、または Google 検索を行ったときに送信される場合もあります。詳細

  • フィールド テスト。Google は新機能の制限付きテストを実施することがあります。Chrome にはシード番号が組み込まれており、これは初回起動時にランダムに選択され、ブラウザをテストグループに割り当てる目的で使用されます。試験運用機能は、国や地域(IP アドレスによって特定されます)、オペレーティング システム、Chrome のバージョンなどの要因によってさらに制限を受ける場合もあります。Google に送信されるすべてのリクエストには、インストールした Chrome で現在有効になっているフィールド テストのリストが含められます。詳細

Chrome のログインと同期モード

同期が有効になっているかどうかにかかわらず、Google アカウントにログインした状態で Chrome ブラウザを使用することもできます。

ログイン。デスクトップ版 Chrome の場合、いずれかの Google ウェブサービス(google.com など)でログインまたはログアウトすると、Chrome からもログインまたはログアウトされます。この動作は設定でオフにできます(詳細)。Android 版および iOS 版 Chrome の場合、いずれかの Google ウェブサービスにログインするとき、デバイスですでにログインしている Google アカウントにログインするかどうかを Chrome で尋ねられることがあります。この動作は設定でオフにできます(詳細)。Google アカウントで Chrome にログインしている場合、Chrome でパスワード、お支払い方法、その他の関連情報を Google アカウントに保存するかどうかを尋ねられることがあります。この個人情報は、Google のプライバシー ポリシーに沿って使用、保護されます。

同期。Chrome ブラウザまたは Chromebook にログインして Google アカウントとの同期を有効にすると、個人情報が Google サーバー上の Google アカウントに保存され、他のパソコンやデバイスで Chrome にログインして同期するとアクセスできるようになります。この個人情報は、Google のプライバシー ポリシーに沿って使用、保護されます。これには次のような情報が含まれる可能性があります。

  • 閲覧履歴
  • ブックマーク
  • タブ
  • パスワードと自動入力の情報
  • その他のブラウザ設定(インストールした拡張機能など)

同期は、選択した場合に限り有効になります(詳細)。同期を有効にした情報をカスタマイズするには、[設定] メニューを使用します(詳細)。Google アカウントに保存されている Chrome データの量は、アカウント内の Chrome のデータで確認できます。ダッシュボードでは、ファミリー リンクで作成された Google アカウントの場合を除き、同期を無効にして、関連付けられているすべてのデータを Google のサーバーから削除することもできます(詳細)。ファミリー リンクで作成された Google アカウントについては、ウェブサイトの制限といった保護者の管理機能を可能にするため、使用にログインが必要です。ただし、ファミリー リンク アカウントを使用するお子様が自分のデータを削除することは可能で、大半の種類のデータについて同期を無効にすることもできます(詳細)。これらのアカウントに保存される Chrome 同期データには、ファミリー リンクで管理する Google アカウントのプライバシーに関するお知らせの内容が適用されます。

Chrome での同期した情報の扱い

Google アカウントとの同期を有効にすると、Google ではユーザーの閲覧履歴データを使用して Chrome の利用環境を改善しカスタマイズします。他の Google サービスの利用環境もカスタマイズするには、Google のウェブとアプリのアクティビティに Chrome の履歴を含めるよう設定します。詳細

必要であればいつでも、アカウントの履歴ページでこの設定を変更したり、個人データを管理したりすることができます。Chrome 以外の Google サービスの利用環境をカスタマイズする目的で Chrome データを使用しないよう選択した場合、Google は Chrome データを匿名化し、他のユーザーのデータと集計した状態に限り使用します。Google は新機能や各種サービスを開発し、既存の各種サービスの全体的な品質を改善する目的でこのデータを使用します。Google のクラウドを利用して Chrome データを保存および同期するものの、Google によるデータへのアクセスを望まない場合は、独自の同期パスフレーズを使用して Chrome の同期データを暗号化することができます。詳細

シークレット モードとゲストモード

シークレット モードまたはゲストモードを使用して、Chrome によってシステムに保存される情報を制限できます。これらのモードを使用する場合、次のような情報は Chrome によって保存されません。

  • 基本的な閲覧履歴の情報(URL、キャッシュされたページのテキスト、閲覧したウェブサイトからリンクしているページの IP アドレスなど)
  • 閲覧したページのスナップショット
  • ダウンロードの記録(ただしダウンロードしたファイルはユーザーのパソコンや端末上の他の場所に保存されます)

Chrome でのシークレット モードまたはゲストモードの情報の扱い

Cookie。Chrome は、ユーザーがシークレット モードやゲストモードで閲覧したサイトとの間で、既存の Cookie を共有しません。これらのモードでサイトからユーザーのシステムに新しい Cookie が配信されることがありますが、こうした Cookie の保存と送信が行われるのは、シークレット モードまたはゲストモードのウィンドウを開いている間のみとなります。

ブラウザの設定の変更。ウェブページをブックマークする、設定を変更するなど、ブラウザの設定に変更を加えた場合、その情報は保存されます。こうした変更は、シークレット モードまたはゲストモードによる影響を受けません。

権限。シークレット モードで許可した権限は、既存のプロフィールに保存されません。

プロフィール情報。シークレット モードでは、閲覧中に既存のプロフィールの情報(閲覧履歴に基づく候補、保存したパスワードなど)を引き続き利用できます。ゲストモードでは、閲覧中に既存のプロフィールの情報は一切表示されません。

Chrome でのユーザー管理

個人で使用する Chrome でのユーザー管理

1 台の端末やパソコンを共有する複数のユーザー向けに、Chrome の個人用バージョンを用意することができます。ただしこの場合、端末を利用するユーザー全員が、すべてのプロフィールのすべての情報を閲覧できるようになります。自分のデータを他のユーザーに見られないよう確実に保護するには、オペレーティング システムに組み込まれているユーザー アカウント機能を使用してください。詳細

Chrome for Enterprise でのユーザー管理

学校や企業が Chrome ブラウザや Chromebooks を管理する場合もあります。そうしたケースでは、管理者がブラウザや Chromebook にポリシーを適用することができます。ユーザーが初めて閲覧を始めたときに(ゲストモードを除く)、Chrome は Google と通信を行ってこうしたポリシーを確認します。また、Chrome はポリシーが更新されていないかを定期的にチェックします。

管理者は、Chrome のステータスとアクティビティのレポート(ChromeOS 搭載端末の現在地情報を含む)用のポリシーを設定できます。また、管理対象端末からのアクセスがあったデータにアクセスしたり、そうしたデータを監視、使用、開示したりすることもできます。

セーフ ブラウジングの機能

Google Chrome と一部のサードパーティ ブラウザ(Mozilla 社の Firefox や Apple 社の Safari の一部バージョンなど)には、Google のセーフ ブラウジング機能が搭載されています。セーフ ブラウジングでは、使用ブラウザと Google のサーバーとの間で、不審なウェブサイトに関する情報が送受信されます。

セーフ ブラウジングの仕組み

ブラウザは、Google のサーバーに定期的にアクセスして、最新の「セーフ ブラウジング」リストをダウンロードします。このリストには既知のフィッシング サイトや不正なソフトウェアを配布しているサイトが含まれています。このセーフ ブラウジング リストの最新のコピーが、ユーザーのローカル システムに保存されます。この通信の際、Google にはアカウント情報やその他の個人情報は送信されませんが、IP アドレスや Cookie を含む一般的なログ情報は送信されます。

ユーザーが閲覧した個々のサイトは、ユーザーのシステムに保存されているセーフ ブラウジング リストと照合されます。サイトがリストに含まれていた場合、ユーザーのブラウザからそのサイトの URL の部分的なコピーがハッシュ化されて Google に送信されます。これにより、Google はブラウザにさらに詳しい情報を送信できるようになります。Google がこの情報から実際の URL を特定することはできません。詳細

以下のセーフ ブラウジング機能は、Chrome 固有のものです。

  • セーフ ブラウジングの保護強化機能を有効にしている場合は、セキュリティをより一層高めるため、Chrome の設定で指定した追加のデータが Google に送信されます。詳細はこちらをご覧ください。保護強化機能の一部は、標準保護機能が有効になっている場合に、個別に設定して単独で使用することもできます。

  • 「検索とブラウジングを改善する」や「アクセスしたページの URL を Google に送信します」をオンにしていて、セーフ ブラウジングを有効にしている場合、Chrome ではアクセスしたすべてのサイトの URL 全体を Google に送信し、サイトの安全性を判断します。また、同期パスフレーズを使用せずに閲覧履歴を同期している場合は、ご利用環境に合った保護機能を提供するため、これらの URL が一時的に Google アカウントと関連付けられます。この機能は、シークレット モードとゲストモードでは無効になっています。

  • Chrome の一部のバージョンに組み込まれているセーフ ブラウジング機能では、Google がまだ把握していない、有害な可能性のあるサイトや危険をはらむファイル形式を識別することが可能です。こうしたサイトやファイルの危険性を判断するために、サイトの URL 全体や危険をはらむファイルも Google に送信される可能性があります。

  • Chrome は、ブラウザの設定を変更したりブラウザのセキュリティや安定性を脅かしたりする迷惑ソフトウェアを検出するために、セーフ ブラウジング技術を使用してユーザーのパソコンを定期的にスキャンしています(詳細)。迷惑ソフトウェアが検出されると、こうしたソフトウェアを削除するために Chrome クリーンアップ ツールをダウンロードするかどうかが尋ねられることがあります。

  • 不正なソフトウェアを含む可能性のあるサイトにアクセスしたときや Chrome によってパソコン上の迷惑ソフトウェアが検出されたときに、セーフ ブラウジングの機能向上のため追加データを送信するかどうかを選択できます。詳細

  • Chrome のパスワード マネージャを使用している場合、セーフ ブラウジングでは、一般的でないページで保存パスワードを入力すると、フィッシング攻撃からユーザーを保護するため Google に確認を行います。このとき、Chrome から Google にパスワードが送信されることはありません。また、セーフ ブラウジングでは、ユーザーの Google アカウントのパスワードが保護されます。フィッシングが疑われるサイトで Google アカウントのパスワードを入力すると、Chrome でパスワードの変更を促すメッセージが表示されます。閲覧履歴を同期している場合、または Google アカウントにログインしていて Google への通知を有効にしている場合は、Chrome で Google アカウントにフィッシング被害の可能性があることが示されます。

  • ユーザーが Google アカウントにログインしていて、データ侵害によって漏洩した可能性のあるユーザー名とパスワードを使用した場合も Chrome で警告が表示されます。この確認を行うため、Chrome ではユーザーがサイトにログインしたときに、ユーザー名の部分ハッシュと他のパスワードに関する暗号化された情報を Google に送信し、既知の侵害と一致する可能性のあるリストを受け取ります。Chrome はこのリストを使用して、ユーザー名とパスワードが漏洩したかどうかを判断します。Google はこのプロセスにおいて、ユーザー名やパスワード、およびこれらが漏洩したかどうかについて学習しません。この機能は Chrome 設定で無効にできます(詳細)。

  • デスクトップ版と Android 版の Chrome では、いつでも Chrome の設定でセーフ ブラウジング機能を無効にすることができます。iOS 版の Chrome では、Apple がデバイスで使用されるセーフ ブラウジング技術を管理し、Google 以外のセーフ ブラウジング プロバイダにデータを送信する可能性があります。

アプリ、拡張機能、テーマ、サービス、その他のアドオンのプライバシー対策

Chrome では、アプリ、拡張機能、テーマ、サービス、その他のアドオンを使用できます。これらの中には、Chrome にプリインストールされているものや統合されているものもあります。Google が開発、提供しているアドオンでは、Google のサーバーとの通信が行われることがあります。Google のアドオンには、別段の定めがない限り Google のプライバシー ポリシーが適用されます。Google 以外が開発、提供しているアドオンの責任はその作者にあります。Google 以外のアドオンには独自のプライバシー ポリシーが適用される可能性があります。

アドオンの管理

ユーザーはアドオンをインストールする前に、リクエストされている権限を確認する必要があります。アドオンには次のようなさまざまな権限を与えることができます。

  • ローカルまたは Google ドライブ アカウントでのデータの保存、アクセス、共有
  • アクセスするウェブサイト上のコンテンツの表示とアクセス
  • Google サーバーから送信される通知の使用

Chrome は複数の方法でアドオンと通信できます。

  • アップデートを確認する
  • アップデートをダウンロードしインストールする
  • アドオンに関する使用状況インジケータを Google に送信する

一部のアドオンでは、デジタル著作権管理やプッシュ メッセージングの提供に、固有の識別子へのアクセスが必要になることがあります。識別子の使用を無効にするには、アドオンを Chrome から削除します。

Google では時折、セキュリティ上のリスク要因となるアドオンや、Chrome ウェブストアのデベロッパー向け利用規約、またはその他の法的な取り決め、法律、規則、ポリシーに違反しているアドオンを検出することがあります。Chrome は、危険なアドオンをユーザーのシステムからリモート操作によって無効化または削除する目的で、危険なアドオンのリストを定期的にダウンロードしています。

サーバーログのプライバシー情報

ほとんどのウェブサイトと同様に、Google のサーバーでは、Google サイトの閲覧時に発生したページ リクエストが自動的に記録されます。この「サーバーログ」には通常、ユーザーのウェブ リクエスト、IP アドレス、ブラウザの種類と言語、リクエストの日時、ブラウザを一意に識別するための Cookie が含まれます。

「cars」と入力して検索を行った場合のログエントリの例と各要素の説明を以下に示します。

123.45.67.89 - 25/Mar/2003 10:15:32 - https://www.google.com/search?q=cars - Firefox 1.0.7; Windows NT 5.1 - 740674ce2123e969

  • 123.45.67.89 は、ユーザーのインターネット サービス プロバイダ(ISP)によってユーザーに割り当てられた IP アドレスです。インターネットに接続するたびに、ISP によって異なる IP アドレスが割り当てられる場合もあります。
  • 25/Mar/2003 10:15:32 は、クエリが発生した日時です。
  • https://www.google.com/search?q=cars は、検索キーワードを含むリクエスト URL です。
  • Firefox 1.0.7; Windows NT 5.1 は、使用されているブラウザとオペレーティング システムです。
  • 740674ce2123a969 は、このパソコンで Google サイトに初めてアクセスしたときに割り当てられた固有の Cookie ID です(Cookie はユーザーが削除できます。ユーザーが前回 Google にアクセスした後にそのパソコンから Cookie を削除した場合は、次に同じパソコンで Google にアクセスしたときに端末に割り当てられた固有の Cookie ID がここに表示されます)。

詳細

Chrome を使用する際に Google に送信される情報は、Google のプライバシー ポリシーに沿って使用、保護されます。その他のウェブサイト運営者やアドオンのデベロッパーに送信される Cookie などの情報に関しては、該当のウェブサイトのプライバシー ポリシーが適用されます。

データ保護法令は国によって異なり、保護の厳格な国もあればそうでない国もあります。Google では、ユーザーの情報が処理される場所に関わらず、Google のプライバシー ポリシーに定める共通の保護対策を適用しています。また、データ転送の枠組みのページに記載されている欧州の枠組みをはじめとした、データ転送に関する特定の法的枠組みも遵守しています。詳細。

主な用語

Cookie

「Cookie」とは文字列を含む小さなファイルで、ユーザーがウェブサイトにアクセスするとユーザーのパソコンに送信され、保存されます。その後、同じサイトに再びアクセスすると、保存された Cookie をサイトが読み取り、ブラウザを識別します。Cookie には、ユーザーのブラウザの設定内容などの情報が保持されています。ユーザーはブラウザの設定で、すべての Cookie の受け取りを拒否するか、Cookie が送信されるときに通知を受け取るよう指定することができます。ただし、ウェブサイトの一部の機能やサービスは、Cookie がないと正しく機能しないことがあります。詳しくは、ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用した際の Google による Cookie の利用方法とデータ(Cookie を含む)の扱いについての説明をご覧ください。

Google アカウント

Google の一部のサービスを利用するには、Google アカウントを作成して Google に個人情報(通常は名前、メールアドレス、パスワード)を提供する必要があります。このアカウント情報は、ユーザーが Google のサービスにアクセスする際のユーザー認証および他者によるアカウントへの不正アクセスの防止に使用されます。アカウントは、ユーザーが Google アカウントの設定画面からいつでも編集、削除できます。

Android デバイス管理 どこ?

2.Androidデバイスマネージャーを利用するための事前設定 通常、初期状態でこの機能は有効になっていますが、あらかじめ確認しておきましょう。 「設定」をタップしてシステム設定画面を表示します。 「ロックとセキュリティ」の「端末管理アプリ」をタップします(機種によっては「デバイス管理者」)。

アプリとデバイスの管理どこにある?

Google Play ストアのメニュー表示と「アプリとデバイスの管理」 「アプリとデバイスの管理」をタップすると、「概要」と「管理」の2つのタブが表示されます。 さらに「管理」をタップすると、「インストール済み(未インストール)」「アップデート利用可能」「ゲーム」の3つのタブが表示されます。

デバイス管理者って何?

管理者は、Google 管理コンソール アプリを使用し、組織で使用しいるデバイス管理できます。 デバイスの詳細情報を表示したり、仕事用データを同期できなくしたり、紛失したデバイスのデータをワイプしたりすることができます。