PCなど様々なデバイスを導入した際に忘れてしまいがちなのが、製品の『保証期間』や『サポート期間』である。導入してからしばらく期間が経過すると、ついつい『機器の保証期間や保証内容、いつまで修理対応可能であるのか』が忘れられがちである。 各機器の保証期間や保証内容を正しく管理できていない場合、実際に障害が発生した際に迅速な対応ができない可能性がある。 HP製のプロダクトの場合、WEBサイトで保証内容や保証期間を確認できるので紹介しよう。 HP製品の保証期間と保証内容は以下のURLより確認することが可能だ。 support.hp.comHPのPCの保証期間
保証期間・保証内容の確認方法
製品のシリアルを入力する。
各製品の保証期間と保証内容を確認することができる。障害時の連絡先もリンクがあるため、障害発生時はすぐにメーカーに連絡することができる。
サポート期間を確認する
製品のサポート終了日(ポストワランティサービス終了日)を確認する場合、以下のURLより確認することができる。以下のURLで【製品番号】を入力することで、サービス終了日を検索する。
jp.ext.hp.com
ポストワランティサービスが終了していた場合、ハードウェアの故障が発生した際、修理が受付できない可能性があるため、サービスの終了に合わせて製品のリプレイスを検討することを推奨したい。
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パソコンメーカーとして有名なHP(ヒューレット・パッカード)。
HPのパソコンは性能が高く低価格なため、コストパフォーマンスの良いパソコンを製造するメーカーとして非常に有名です。
また、デザイン性の高さからも世界シェア率の高さの理由が伺えます。
そんなHPのパソコンを新規で購入したはいいものの、初期設定で躓いてしまったという人も少なくないでしょう。
本記事ではHPパソコン購入後の初期設定方法について、パソコン初心者の方にもわかりやすく解説いたします。
HPのパソコン購入後はまず初期設定
HPのパソコンにはOSとしてWindowsが採用されており、パソコン購入後の初回起動時にはこのWindowsの初期設定を行う必要があります。
電源コード、デスクトップPCの場合はマウスやキーボードを接続しOSのセットアップに進みましょう。
また、初期設定には少し時間を要します。
初期設定を途中でやめてしまうと次回最初からやり直さなければいけなかったり、急いで設定をしてしまうと後から設定変更をしなければならず余計な手間がかかってしまったりするので、初期設定を行うときはしっかりと作業時間を確保しておきましょう。
さらにWindowsの機能をフル活用するには、Microsoftアカウントへの登録が必要不可欠です。
セットアップ後でも登録は可能ですが、インターネットへの接続環境を整えておけば基本の初期設定と併せてスムーズに対応ができるでしょう。
基本的には画面上の指示に従う
電源コードや周辺機器を接続し、初期設定の準備が整ったら早速パソコンの電源を入れてみましょう。
Windowsのセットアップの画面が表示されますので画面上の指示に従ってセットアップを進めます。
お住まいの地域、キーボードレイアウトを設定
お住まいの地域(国)とキーボードレイアウトの順に選択画面が表示されますので、あてはまる項目を選択し「はい」を押しましょう。
キーボードレイアウトは基本的に「Microsoft IME」のみが表示されているかと思いますのでこちらを選択ください。
ネットワーク接続設定
次にネットワーク接続の設定画面が表示されます。
Wi-Fi接続を行う場合は、該当のネットワーク名(SSID)を選択し、「接続」をクリックしてください。
セキュリティキーを求められる場合は、ご利用のネットワークに紐づいているセキュリティキーを入力し、「次へ」をクリックしましょう。
SSIDやセキュリティキーはご自宅や会社のモデム、ルーターの側面に記載されていることが多いので確認してみましょう。
「自動的に接続」にチェックを入れておくと、次回からWi-Fiの接続範囲内にパソコンがあるときに自動的にそのネットワークにパソコンが接続されます。
ネットワーク接続を後から行う場合は画面左下にある「インターネットに接続していません」をクリックし、さらに次の画面で「制限された設定で続行する」をクリックしてください。
その後「ライセンス契約をお読みください」が表示されるので「同意」をクリックし、次の設定に進みます。
有線LAN接続を行う場合は、イーサネットアイコン(パソコンとLANケーブルのアイコン)のネットワークが接続済みになっていることを確認し、「次へ」をクリックしましょう。
Windowsのライセンス契約に同意したのち、「個人用に設定」を選択→「次へ」をクリックし、設定を進めましょう。
サインインアカウントを設定
続いて、「アカウントを追加しましょう」というメッセージが表示された画面に移ります。
ここからはMicrosoftアカウントを使用するかローカルアカウントを使用するかによって手順が変わります。
Microsoftアカウントを使用する場合
すでにMicrosoftアカウントをお持ちであれば、ボックスにメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックしましょう。
次の画面ではパスワードの入力を求められますので、同じようにボックスに入力し、「次へ」をクリックします。
PINの作成、「デバイスのカスタマイズ」画面での個人ニーズの選択を行い、アカウントの設定は完了です。
Microsoftアカウントでサインインしたいけどまだアカウントを持っていない場合は、メールアドレスの入力ボックス下にある「アカウントの作成」より登録を進めましょう。
ローカルアカウントを使用する場合
Microsoftアカウントのメールアドレス入力画面で、左下にある「オフラインアカウント」を選択してください。
「このPCを使うのはだれですか」という画面ではアカウントの名前を自由に設定できます。
次にパスワードを設定し、万が一パスワードを忘れてしまった時のために「最初のペットの名前は?」「子供のころのニックネームは?」などのいくつかの選択肢から3つ質問を選択します。
自分が忘れないような答えを入力しましょう。
次の画面で顔認証の設定画面が表示されることがありますが、こちらは後で設定ができますので「今はスキップ」をクリックして次の設定へ進みましょう。
カスタマイズ設定
基本的には以下の推奨選択肢を選び続ければ問題ありませんが、設定しておきたい項目があれば画面の指示に従ってお好みで設定をしましょう。
アクティビティの履歴を利用してデバイス間でより多くのことを行う | はい |
Android スマートフォンの写真、テキスト、通知などにすばやくアクセスできます | 次へ |
OneDrive を使用してファイルをバックアップ | 次へ |
Cortana による作業の支援を許可する | 同意 |
情報提供・サービスのご案内 | “□ 使用許諾契約に同意しウイルスバスターの利用を開始します。・・・”にチェックがついていることを確認して「次へ」をクリック |
「もう少しで完了します。あといくつかの項目を設定すれば、Windows をすぐにお使い頂けます。」というメッセージが表示されたら、電源を切らずにそのまま待機しましょう。
しばらく経ったら設定が完了しデスクトップ画面に切り替わります。
HPのパソコンの場合基本セットアップ後は「HP JumpStarts」の登録案内のウインドウが表示されるようになっています。
「HP JumpStarts」とは、HP登録や、セキュリティソフトのMcAfeeの登録、HP Dropbox サービスの有効化やパソコン利用に関するプロセスガイドを行ってくれるものです。
こちらは必ずしも登録しなければいけないわけではないため、不要ならそのままウインドウを閉じましょう。
以上の工程が完了したら、これにて初回起動時の基本セットアップは完了です。
初期設定時に行っておきたいこと
初回起動時のWindowsのセットアップは以上で完了ですが、快適にパソコンを使用するために次の3項目についても実施をお勧めします。
初期設定時に行っておきたい3項目
- セキュリティソフトのインストール
- Windowsのアップデート
- 回復ドライブの作成
セキュリティソフトのインストール
インターネットに接続されているパソコンは常に不正アクセスやマルウェアの感染などの脅威にさらされています。
こういった他者からの攻撃から購入したばかりのパソコンを守るためにも、できるだけ早くセキュリティソフトをインストールしましょう。
Windowsには「Windows Defenfer」というセキュリティソフトが標準で搭載されています。
しかし市販のセキュリティソフトは高機能なものも多く、Windows Defenferよりも高い効果を発揮したり、センターから手厚いサポートを受けたりすることが可能です。
もし今後パソコンで個人情報や機密情報などの重要な情報を取り扱う機会があるようなら、市販のセキュリティソフトの購入も視野に入れるとよいでしょう。
Windowsのアップデート
初期設定を行った後は、念のためWindowsのアップデートも行っておくとよいでしょう。
こちらを実施することでOSの不具合や脆弱性の解消などが期待できます。
画面左下にあるスタートメニューから「設定」を選択し、「更新とセキュリティ」→「Windows Update」をクリックすることで利用可能なアップデートがあるかを確認できます。
もしアップデートが表示されたら、画面の指示に沿ってアップデートを対応しましょう。
回復ドライブの作成
最後に、回復ドライブと呼ばれる「パソコンを初期化する際に必要となるデータ」も併せて作成しておきましょう。
回復ドライブは主にCDやDVD、USBメモリなどに保存して使用をします。
ただし、回復ドライブを作成するには32GB以上の記憶媒体が必要となるので必ずしも行わらなければならないというわけではありません。
それでも初期設定が難しい場合は、弊社へご相談ください
以上、HPパソコンの初期設定方法について解説しました。
購入したてのパソコンは何かと設定しなければならないことも多く、手間がかかるでしょう。
あらかじめ初期設定のための時間をしっかりと確保しておき、対応に臨みましょう。
本記事で設定方法について説明したものの、なかなかご自身では対応が難しかったり、面倒だったりすることもあると思います。
そんな時はパソコン修理EXPRESSにご相談ください。
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パソコンに詳しくない方にも、専門用語を使用せずわかりやすい言葉でご説明することを心がけております。
パソコンの初期設定にお困りの際は、まずはお気軽にフリーダイヤルよりご相談ください。
突然のパソコントラブルは解決しましたか?
- パソコンが起動しなくなった
- 大事なデータが突然消えてしまった
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