極限、無限大、が含まれる数式の問題。 Show
-------------------------- 基本情報技術者試験 令和元年度 秋期 午前 問4 および を定数とする関数 及び に対して、 はどれか。ここで、、、 とする。 ア 0 イ 1 ウ エ ∞ -------------------------- 解説 この問題で初めて、はてなブログで数式を書く方法を知りました。 TeX と同じような書き方ができるのね。 確率や 2 進数といった数学を絡ませた情報処理の問題は多いけど、これはがっつりと数学の問題になっている。 このような無限大への極限がある問題では、 であることを利用する。 分子が 1 ではなく a や b などの定数であっても、分母が限りなく大きくなれば、その分数は 0 に近付いていく。 、 なので、 となる。 これの分子と分母を で割ると以下のようになる。 ここで、 でもある(分母が大きくなるスピードが の場合よりも早くなるだけ)ので以下のようになる。 問題文から a ≠ 0 であるので、問題の正解は選択肢アの 0になる。 (a = 0 の可能性がある場合、分母が 0 となってしまうので NG な分数になってしまう。) 上記は真面目な解き方。 楽な解き方として以下のような考え方もある。 前後の問題はこちら。 koki2016.hatenadiary.com 良く数学で「ただし、aは定数とする」と出てきますが、この場合の定数とするの意味が分かりません。どういう事ですか? その他の回答(3件)定数とは文字通り変数xとかyに関わらない数の事です。他のどのような変数の値がどう変化しても、その値を変えないということです。例えばy=x^2+aを考えます。 ①aを定数とする場合 最小値はa ②aが変数で0≦a≦1ならば 最小値は0 |