2021年6月9日2021年8月8日 問題点
共有フォルダを設定しているPCを【A】とし、共有フォルダを設定していないPCを【B】とします。 【A】からは【B】にアクセスできる(pingが通る) 【B】からは【A】にアクセスできない(pingが通らない) 【A】と【B】はインターネットに接続可能 ※そのほかのPCでも、【A】にアクセスできない(pingが通らない) どうしてこうなった??原因は不明ですヽ(。·ω·。)ノ ※単一方向からしかピングが通らないのは完全に以上ですね 解決策 共有フォルダを解除して、再度共有フォルダの設定を行う 普通の人なら、pingが通らないので、ネットワークアダプタやらLANの配線などを調査すると思いますが、全く異常が見つからないので、気が付かないと思います。インターネットで検索しても、解決策にたどり着かないと思います。というより、載ってませんね(´·ω·`) 僕が最初かも(❁´ω`❁) 解決策の手順 共有フォルダを設定しているフォルダのプロパティを開いて【詳細な共有】をクリックします 【このフォルダーを共有する】のチェックを外して【OK】をクリックします 【このフォルダーを共有する】にチェックを入れて【OK】をクリックします たった、これだけの手順で簡単に解決できてしまいました٩꒰。•◡•。꒱۶ これで、先ほどまでアクセス出来なかった共有フォルダにアクセスできるようになりました。 もちろん、pingも通ります。 そもそもですが、なぜ、このような現象が発生したのか不明です(·ε·`) 仕事や趣味で共有フォルダにアクセスし、ファイルを受け渡ししているユーザーも多いと思います。ストレージを使わずにファイルにアクセスできるので重宝しますよね。 しかし、共有フォルダにアクセスしようとしても「アクセスが拒否されました」や「アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。」などのエラーが出て接続できないケースがあります。 今回は、Windows10の共有フォルダへのアクセスができない場合の対処法を詳しくまとめましたので、参考にしてみてください。 この記事の内容
Windows10で共有フォルダにアクセス時にエラーが出る場合、主に次のような原因が考えられます。
上記の詳しい内容について順に解説していきます。 共有フォルダにアクセスできない時の対処法対処1: 資格情報を再度追加してみるWindows10アップデート後にローカルアカウントの資格情報に不具合が起きるケースがあるようです。 Windowsアップデートのシステム修正に起因しており、ローカルアカウントとMicrosoftのアカウントがリンクしてしまっていることが原因です。 また、一度設定した資格情報に問題があり、共有フォルダにアクセスできないケースもあります。 一旦、Windows資格情報で共有フォルダの資格情報を削除して再度追加してみて下さい。 Windows資格情報を再度追加する手順Windows10で資格情報を再追加するには、次の手順で操作します。
資格情報が登録できたら、再度共有フォルダにアクセスできないか確認して下さい。 対処2: ネットワーク探索とファイルの共有を有効にする共有とネットワーク探索の機能が無効になっていることが原因で、共有フォルダがPCで表示されなかったり、アクセスできないケースが考えられます。 特に共有設定を行うPCで、「ファイルとプリンターの共有を有効にする」と「ネットワーク探索を有効にする」がオフになっていると、共有ができないため設定を再度確認して下さい。 また、共有フォルダをアクセスする側のPCでも、ネットワーク探索の機能を有効にする必要があることに注意してください。 ネットワーク探索とファイルの共有を有効にするには、次の手順で操作します。
対処3: パスワード設定を変更するファイルを共有する側のPCの共有設定で「パスワード保護共有を有効にする」にチェックが入っている場合、Windowsのアカウントにサインイン時のパスワードを設定する必要があります。 サインイン時のパスワードを設定していない場合は、次の手順で設定を行なってください。
ファイルを共有する側のPCでパスワードが設定できたら、再度アクセスを試して資格情報のユーザー名とパスワードの入力を行なってください。 パスワード入力を無効にする場合共有フォルダへのアクセス時にパスワードの入力を省略したい場合は、共有側のパソコンでパスワード保護共有を無効にすることもできます。
以上の設定で、共有フォルダにパスワードの入力なしでアクセスすることができます。 注意: ファイル共有は便利ですが、パスワードの保護がないとセキュリティ性に問題があるため、パスワードでのファイル保護を設定することを推奨します。 対処4: SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート機能を有効にする環境によってはWindowsのSMB1.0/CIFSファイル共有のサポート機能がオンにすると、共有フォルダにアクセスできる可能性があります。 ただし、SMB1.0/CIFSファイル共有のサポートは、過去に脆弱性が発見されたため、デフォルトで無効化された機能です。有効にするとセキュリティリスクが高まる点に注意してください。 この機能を有効にするには、アクセスする側のPCで以下の手順で操作してください。
設定を変更してパソコンを再起動できたら、共有フォルダにアクセスできるか確認します。 作成した共有フォルダにアクセス権限を設定していないことが原因で、共有フォルダにアクセスできないケースが考えられます。 注意: 最新のWindows10では共有フォルダに「Everyone」の許可設定を追加していると、セキュリティの観点からアクセスができない仕様になっています。「Everyone」でのアクセスを許可した場合は、『対処11: グループポリシーを変更する』を参考にしてください。 そのため、共有する側のPCで共有フォルダにアクセス許可の設定をしていない場合は、次の手順で設定を行なってください。
共有フォルダにアクセスできるユーザーを設定できたら、他のPCから共有フォルダへのアクセスを試してください。 ネットワーク資格情報の入力が出たら、許可したユーザー名とパスワードを入力することでアクセスできます。 対処6: 共有側のパソコンを再起動する共有側のパソコンがネットワークに接続していなかったり、電源が入っていない場合、他のパソコンからアクセスすることができません。 また、共有しているパソコンがアップデート中だったり、フリーズ等の不具合が起きている場合も、アクセスが不安定になることが考えられます。 共有側のパソコンが正常に動作しているか確認しましょう。動作が不安定のようであれば一旦再起動をしてみましょう。 対処7: ネットワーク設定を確認する別のネットワークから共有フォルダへアクセスするには、基本的にルーティング設定をしないとアクセスすることができません。 これはファイルを渡す側と受け取り側のネットワークが違うことが原因です。 そのため、特殊な設定の例外を除いて、閲覧したいファイルが同一の社内LANや自宅LANに属していなければ、ファイル共有は基本的に行えません。 同一ネットワーク上にパソコンが属しているか確認するには、適当なフォルダを開いて左メニューから[ネットワーク]を選択しましょう。相手のコンピュータ名が表示されれば同じネットワーク上に属しています。 コマンドプロンプトからpingを送ることで、応答が返ってくるかで、ネットワークの接続を確認することもできます。 対処8: IPアドレスでアクセスしてみるDNSに問題があることが原因で共有フォルダにアクセスできないケースがあります。 ホスト名でアクセスしている場合は、IPアドレスを指定して共有フォルダにアクセスしてみましょう。 IPアドレスを確認する方法共有フォルダがWindowsの場合は、次の手順でIPアドレスを確認することができます。
IPアドレスで共有フォルダにアクセスする
以上の手順で、IPアドレスで共有フォルダにアクセスすることができます。この方法でアクセスできる場合は、ホスト名の名前解決ができていないことが考えられます。 対処9: アクセス可能なPC台数の制限を確認するWindows10の共有フォルダの同時接続数は、最大で20人まで設定できます。 そのため人数の多い会社などで1つの共有フォルダを皆で使っていると、 「コンピュータへの接続数が最大値に達しているため、これ以上このリモート コンピュータに接続できません。」 上記のようなエラーが表示されアクセスできないケースがあります。 対策としては、共有するフォルダを利用するユーザーが20人を上回らないよう分散するか、同時接続数の上限値が高いファイルサーバーを導入しましょう。 対処10: セキュリティポリシーを変更するパスワードなしの設定で共有フォルダにアクセスができない場合は、共有する側のPCでセキュリティポリシーを変更すると正常にアクセスできる可能性があります。 ただし、セキュリティポリシーを変更するとセキュリティのリスクが高まる点に注意して下さい。 セキュリティポリシーを変更する具体的な変更内容は次のとおりです。
共有する側のPCでセキュリティポリシーが変更できたら、共有フォルダへのアクセスができるようになったか確認してください。 対処11: グループポリシーでゲストログオンを許可する最新のWindows10では、共有フォルダに「Everyone」のアクセス許可を設定すると、アクセスが拒否される仕様になっています。 従来のようにゲストユーザーでアクセスを許可したい場合は、アクセスするPC側を操作して次の手順でグループポリシーを変更してください。
対処12: レジストリでゲストログオンを許可するWindows10のHomeエディションの場合は、グループポリシーを設定することができないため、レジストリを編集する必要があります。 レジストリでゲストユーザーでのアクセスを許可するには、次の手順で操作します。
上記の手順で、Windows10 Homeでもゲストユーザーによる共有フォルダへのアクセスを許可することができます。 対処13: ネットワーク資格情報の問題を解決する共有フォルダにアクセスする際に「ネットワーク資格情報の入力」のウィンドウが表示される場合は、共有フォルダとの通信はできている状態です。 ネットワーク資格情報の入力でユーザー名とパスワードを入力しても共有フォルダを開けない場合は、資格情報に問題が起きていることが考えられます。 ネットワーク資格情報のトラブルの対処方法については、次のページで詳しく解決しているので併せて参考にしてください。
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